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どうも地元の有力業者が、田舎からいきなり出てきて、いきなりいい肉を落とすのが気に入らなくて意地になっていたようです。
六千三百円を超える頃、業者の新田氏が相手の業者が顔見知りだったことに気が付いて、「遠くから来てるから何とかお願いしますよ」と譲ってもらうよう交渉してもらい、何とか落札する事ができました 。
そして、その共励会での最高値になり、 いきなりチャンピオン牛を落札 する事になったのです。
落札した金額は、確かに高い買物ですが、今までお客様に自信をもって出すことができなかったのが、 最高の物が手に入り、 賞状とトロフィーを手に、落としたチャンピオン牛の前で喜びに浸ったのです。
帰って数日して、チャンピオン牛が届き、さばきながら、少し高く出せないかなども一瞬考えましたが、いくらいい肉でも、一部の方にしか手のでない値段を出しても、結局はお客様に振り向いてもらえないと思い直し、赤字覚悟で泣く泣く通常メニューでお出ししたのを昨日のことのように今でも覚えています。
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